インプラント成功のカギは、歯科医師とのコミュケーション

インラント治療の成功のカギを握るのは歯科医師とのコミュニケーションといても過言ではありません。単なる虫歯治療でも歯科医師の診療理念や治療方がその後の人生に大きく影響します。

たった１本の抜歯が命取りになることだってあるのですから、単なる虫歯治療を軽んじてはいけません。治療計画は人生設計と同じ、その人の人生をどのように過ごしたいか、よく食べて、よく笑い、よく話す。そんなささやかな希望でも歯の健康状態が左右します。そして、口腔内の健康被害は全身被害へのスタートとなるのです。

手の指、足の指が１本でも欠ければ大変になるのと同じように２８本の歯のうち、どの歯が欠けても身体に大きな影響がでていることを認識しなければなりません。そう考えると自分に合った歯医者選びは重要になります。

傷めた歯を元通リにすることは出来ないのですから、歯１本の治療に対してその治療の先に何が見えているのか、その結果、どうなるのか。こうしたことを無意識に済ませるのではなく、しっかり理解した上で治療を行うべきだと思います。それほど歯科治療は繊細なものなのです。

どんなに素晴らしい治療を行うことができても歯科医師と患者さまとの間に溝があれば成功しないのです。治療をするのは歯科医師、毎日ケアをするのは患者さまです。

口腔内に休み時間はありません。息をするだけで使うのですから、どんな瞬間にも口は働いています。口腔内の健康は全身の健康へとつながる重要な役割を担っているだけに、意識の高い自己管理を求められます。だからこそ、常日頃から歯科医師との連携は必要といえるでしょう。気軽に相談し、しっかりとプロフェッショナルケアができる歯科医院を選択する必要があります。歯科医師と患者さまの二人三脚によってはじめて口腔内の健康を守ることができるのです。

歯科医師は、コミュニケーションのなかから患者さまが何を求めておられるのか、どのような不安をもっておられるのかを汲み取らなけらばいけません。

私がメインテナンスを重要視している理由は、　一緒に口腔内の健康を守り、患者様の健康を長期にわたって守るお手伝いをする役割があると思うからです。大げさに聞こえるかもしれませんが、自分に合った歯科医師選びは、一生の健康を左右すると言っても過言ではありません。

インプラント治療も治療計画からはじまり、治療、メインテナンスと長きにわたり歯科医師とのお付き合いが必要です。しっかりとコミュニケーションをとれる歯科医師を選んでください。インプラントを長期的に安定させる為には、メインテナンスがかなり重要です。二人三脚できる歯科医師をみつけてください。