歯科恐怖症の方へのインプラント手術|京都のインプラント手術なら医療法人明貴会山口歯科医院

COLUMN 歯科コラム

インプラント

歯科恐怖症の方へのインプラント手術

歯科恐怖症の方へのインプラント手術

患者さまのなかには、歯科治療を極端に怖がる「歯科恐怖症」の方もいらっしゃいます。
そこで本コラムでは歯科恐怖症について解説し、歯科恐怖症の方も安心してインプラント手術を受けられる当院の取り組みをご紹介します。

歯科恐怖症とは?

歯科恐怖症は、歯科治療に対して強い恐怖や不安を感じる状態のことで、正式には「歯科治療恐怖症」や「歯科診療恐怖症」と呼ばれます。
症状が重くなると、歯科治療を想像しただけで息苦しさを感じるなど、歯科医院に行くことすら困難になるケースもあります。患者さま自身も歯科治療を受ける必要があることをわかっていながら、身体的な症状が起きてしまうために歯科医院への通院が難しくなります。また、歯科治療の遅れによって、虫歯や歯周病が悪化し、歯を失うリスクも高まります。
歯科恐怖症の患者さまに対しては、痛みへの配慮だけでなく、精神面への配慮や特別な治療が求められます。インプラント治療にかかわらず、すべての治療において、患者さまの精神的な不安や緊張を取り除くために、しっかりとカウンセリングを行うことが重要です。

インプラント治療における歯科恐怖症の方への対応

当院では、次のような方も安心してインプラント手術を受けられるように、静脈内鎮静法(セデーション)を導入しています。

・歯科恐怖症の方
・嘔吐反射が強い方
・長時間口を開けているのが苦手な方

静脈内鎮静法は、点滴で鎮静薬を投与し、患者さまの不安や緊張、恐怖心などを和らげて外科的な処置を行う方法です。全身麻酔のように完全に意識を失わせるものではなく、リラックスした状態になります。「気づいたら手術が終わっていた」とおっしゃる患者さまも多く、手術時の嫌な記憶も残りにくい点がメリットです。
当院ではリスクに配慮し、生体情報モニターで全身状態を把握しながら静脈内鎮静法を行っています。また、大阪歯科大学の歯科麻酔科と連携しており、必要に応じて歯科麻酔専門医による管理下での手術も可能です。
患者さまの不安を一つひとつ解消し、安心してインプラント治療を受けていただける環境を整えています。歯科治療に恐怖心をお持ちの方も、まずはお気軽にご相談ください。

 

Q1:インプラント手術時の静脈内鎮静法は保険適用ですか?
A1:いいえ、健康保険は適用されません。

Q2:静脈内鎮静法でインプラント手術を受けるときの注意点を教えてください。
A2:手術当日は、車や自転車の運転はお控えください。タクシーやバス、電車などの公共交通機関をご利用いただき、可能であれば付き添いの方と一緒にご来院ください。

 

カテゴリー

月別アーカイブ

CONTACT お問い合わせ