インプラント手術時の静脈内鎮静 注意事項|京都のインプラント手術なら医療法人明貴会山口歯科医院

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インプラントについて

インプラント手術時の静脈内鎮静 注意事項

歯科処置に際して、静脈内鎮静法を併用し、患者様の不安を低減し、

より快適な環境を提供できることを目的としています。

静脈内鎮静法をする際、血圧計、心電図などのモニターをつけた後に、点滴をとります。

そこから鎮静剤を投与すると、次第に眠たくなります。

治療中は、全身麻酔ではありませんが、リラックスした状態になります。

身体には安全に使用できる薬剤ですので、ご安心下さい。

術中は歯科医師が責任を持って患者様の全身管理を致します。

(年齢や基礎疾患により、歯科麻酔専門医の管理下にて行う事も可能です)

医科領域では、内視鏡検査や集中治療室などでも多用され、

治療の苦痛を軽減する為にはとても有効ですが、

稀に呼吸抑制を主とした偶発症(施術時又は施術後に偶然に起こる症状)

が起きることが報告されています。

偶発症を察知する為に、生体情報モニターを装着しておこないます。

生体情報モニターが装着できない場合はこの方法は適応ではありません。

偶発症は0.002%の頻度で発生し、死亡率は0.00006%になります。

来院前の注意

1.食事は軽食を3時間前までにおとりいただき、満腹は避けて下さい。

2.鎮静開始の3時間前からは絶食、1時間前からは絶飲でお願いいたします。

3.1時間前の飲水は、ミックスジュースやスムージ一、ヨーグルト、

つぶつぶ入りなど固形物が混入する飲料、牛乳も避けていただき、清涼飲料水、お茶、

コーヒーなどにして下さい。

4.手、足のマニキュア等は外してください(SPO2の装置を装着するためです)。

5.ハイヒールは避けて下さい。

 

*胃を切除されている方、逆流性食道炎がおありの方、重度肥満の方、

インスリン投与をしている方など、

患者様によっては絶飲食時間を変更する場合がありますのでお申し出ください。

その場合は別途当院より改めてお伝えいたします。

 

 

処置後の注意

 

6.術後は中和剤を点滴にて投与しますが、半日間はふらついたり、眠くなることがあります

手術当日は、乗り物(自転車、バイク、車など)の運転や危険を伴う機械操作はしないで下さい。

7.可能であれば、付き添いの方と一緒に帰宅して下さい。

8.手術当日、帰宅後は安静にして下さい。

 

医療法人明貴会 山口歯科医院 理事長 山口貴史

歯学博士

日本口腔インプラント学会専門医

国際口腔インプラント学会・ドイツ口腔インプラント学会 専門医・指導医

日本抗加齢医学会専門医

厚生労働省臨床研修指導歯科医

高濃度ビタミンC点滴療法認定医

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