インプラント治療の通院頻度について解説|手術当日からメインテナンスまで|京都のインプラント手術なら医療法人明貴会山口歯科医院

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インプラント治療の通院頻度について解説|手術当日からメインテナンスまで

インプラント治療の通院頻度について解説|手術当日からメインテナンスまで

インプラント治療を考えたとき、「何回くらい通院が必要なの?」「仕事は休まなきゃいけない?」「治療はいつ終わるの?」といった疑問や不安を感じる方は多いのではないでしょうか。

インプラントは1回の通院で完了するものではなく、治療内容に応じた通院が必要になります。
カウンセリング、検査、手術、経過観察、人工歯の装着を含めると、5~10回通院するのが一般的です。

本コラムでは、手術当日の流れから治療が完了するまでの通院頻度、さらに治療後に欠かせないメインテナンスまでを、流れに沿ってわかりやすく解説します。

インプラント治療の通院は全部で何回くらい?

インプラント治療を検討する際、通院がどれくらい必要なのかは多くの方が気にされるポイントです。仕事や日々の予定を立てやすくするために、あらかじめ目安を知っておきましょう。

一般的な通院回数の目安

インプラント治療では、精密検査から人工歯(上部構造)の装着まで、一般的に5~10回前後の通院が必要になります。カウンセリング、検査、手術、経過観察、人工歯の装着までを段階的に進めていくためです。

ただし、あごの骨の量や厚みが不足しており、骨造成(あごの骨を増やす処置)を行った場合には、その分通院回数が増えたり、治療期間が長引いたりすることがあります。

一方で、骨の状態が良好であれば、比較的少ない通院回数で治療が進むケースもあります。

インプラント治療の通院回数は、口腔内の状態や治療内容によって個人差があるのが特徴です。事前の検査と説明で、ご自身の通院回数の目安や通院頻度を確認しておくと、より安心して治療を進められます。

①手術前|カウンセリング・術前準備

インプラント治療を安全に進めるためには、手術前の検査やカウンセリングが大変重要です。この段階では、現在の口腔内の状態を詳しく調べ、無理のない治療計画を立てていきます。

カウンセリング

初診では、まずレントゲンやCT撮影を行い、あごの骨の量や神経・血管の位置などを確認します。あわせて、虫歯や歯周病の有無、噛み合わせの状態など、口腔内全体のチェックを行います。

検査結果をもとに、インプラントが可能かどうかを判断し、治療の流れや期間、通院回数の目安について説明します。費用についてもこの段階で案内されるため、疑問や不安があれば遠慮なく相談することが大切です。

術前準備の通院

治療計画が決まったあとは、手術に向けて準備を進めます。持病などにより全身状態の確認が必要な場合には、血液検査や医科の主治医に対診を行うケースもあります。

また、手術後の感染リスクを下げるために、歯のクリーニングや虫歯・歯周病の治療は先に行われるのが一般的です。準備が整った段階で、体調や生活リズムを考慮しながら手術日を決定します。

②手術当日の流れと通院のポイント

インプラント手術と聞くと、「長時間かかるの?」「入院が必要なのでは……」と心配になる方も多いかもしれません。しかし、実際には日帰りで行えるケースがほとんどです。

手術当日の来院時間と所要時間

手術当日は体調確認や最終チェックを行ったうえで手術を開始します。手術自体にかかる時間は、インプラント1本あたり20~30分程度が目安です。
術前・術後の説明や休憩時間を含めて、歯科医院での滞在時間は2~3時間程度と考えておくとよいでしょう。

インプラント治療は、基本的に日帰りで行える治療です。入院の必要はなく、手術後はそのままご帰宅いただけます。
ただし、静脈内鎮静法を用いて手術した場合麻酔の影響がしばらく残る可能性があるため、車や自転車の運転は控え、来院・帰宅には公共交通機関をご利用ください。付き添いの方がいると、より安心です。

手術当日に行うこと

手術は、局所麻酔を行ったうえで進めます。麻酔が十分に効いてから処置を行うため、治療中に痛みを感じることは基本的にありません。
不安や緊張が強い場合には、鎮静剤を点滴で投与してウトウトしたようなリラックス状態で受けられる「静脈内鎮静法」を併用することもできます。

麻酔後、あごの骨にインプラント体を埋入し、必要に応じて位置や安定性を確認します。
処置が終わったら歯ぐきを縫合し、出血や腫れを抑えるための注意点、薬の服用方法など、術後の説明を受けて終了となります。

手術当日の注意点

手術当日は、激しい運動や長時間の入浴、飲酒は控えましょう。食事は麻酔が切れてから摂ってください。刺激の少ない、やわらかいものを選ぶのがおすすめです。
術後は激しい動きを伴う仕事は控えていただくことをおすすめします。無理をせず、歯科医師の指示に従って職場復帰しましょう。

③手術後〜抜糸まで

インプラント手術後の通院は、異常がないかを確認し、安心して次の段階へ進むための重要なステップとなります。

術後1週間前後の通院

手術後は1週間を目安に通院し、傷口の状態や腫れの有無を確認します。必要に応じて消毒を行い、傷口の治癒が順調に進んでいるかを歯科医師が確認します。
問題がなければ、この通院時に抜糸を行うことがほとんどです。抜糸は短時間で終わる処置で、強い痛みを感じることはほぼありません。

痛み・腫れが出た場合の対応

個人差はありますが、手術後に軽い痛みや腫れが出ることがあります。多くの場合、処方された痛み止めを服用しながら安静に過ごすことで、数日で落ち着いていきます。

ただし、痛みや腫れが強い場合や、違和感が続く場合は、我慢せずに歯科医院へ相談することが大切です。早めに対応することでトラブルを防ぎ、安心して治療を続けられるでしょう。

④インプラントと骨がくっつくまでの期間

手術後は、埋入したインプラント体があごの骨としっかり結合(オッセオインテグレーション)するのを待つ期間に入ります。この期間は大きな処置は行わず、体の回復を見守る段階となるため、通院の負担も比較的少なくなります。

治癒期間の目安

インプラントとあごの骨が結合するまでの期間には個人差がありますが、一般的な目安は以下のとおりです。

上顎:3~6ヶ月程度
下顎:2~4ヶ月程度

下顎は骨がしっかりしているため、上顎よりもスムーズに結合が進む傾向があります。この期間を十分に確保することが、インプラントの長期安定につながります。

治癒期間の通院頻度

治癒期間中の通院は、基本的に経過観察が中心です。定期的に状態を確認し、トラブルが起きていないかをチェックします。
特に症状がなければ、頻繁な通院は必要ありません。ただし、違和感や不安がある場合には我慢せず、できるだけ速やかに歯科医師に相談しましょう。

⑤人工歯(かぶせ物)を入れるまで

インプラント体と骨がしっかりと結合したら、いよいよ人工歯を入れる最終段階に進みます。このころには痛みや腫れも落ち着いており、見た目や噛み心地の仕上がりを確認しながら治療を進めていきます。

アバットメント装着

まず、インプラント体と人工歯をつなぐ部品である「アバットメント」を装着します。この処置では、人工歯が周囲の歯や歯ぐきになじむように準備します。比較的短時間で終わり、日常生活への影響もほとんどありません。
痛みが出ることもありますが、ほとんどの場合1~2日で落ち着きます。

型取り・かぶせ物装着

歯ぐきが安定したら、人工歯の型取りを行います。色や形、周囲の歯とのバランスを考慮しながら、見た目と噛み合わせの調整を進めていきます。
完成した人工歯を装着したら、違和感がないか確認したうえで微調整を行います。問題がなければ最終装着となり、インプラント治療は完了です。

⑥治療後のメインテナンス通院がとても重要

インプラント治療は、人工歯が入ったら終わりではありません。治療後のメインテナンスを続けることで、インプラントを良い状態で長く使い続けられます。
定期的な通院は、トラブルを未然に防ぎ、安心して過ごすための大切なステップです。

メインテナンスの通院頻度

インプラント治療後のメインテナンスの目安は、3~6ヶ月に1回です。口腔内の状態やセルフケアの状況によって、通院間隔は調整されます。
メインテナンスでは、インプラント周囲の歯ぐきや骨の状態を確認したうえで、専用器具によるクリーニングや噛み合わせのチェックを行います。定期的にチェックを受けることで、トラブルの早期発見・早期治療につながります。

なぜメインテナンスが必要?

インプラント自体は虫歯にはなりませんが、「インプラント周囲炎」と呼ばれる歯周病に似た症状があらわれることがあります。進行すると、せっかく入れたインプラントがぐらついたり、脱落して再治療が必要になったりしてしまうこともあります。
定期的なメインテナンスは、インプラント周囲炎を予防し、インプラントを長持ちさせるために欠かせません。歯科医院でのケアと日々のセルフケアを徹底することで、治療後も安心して快適な生活を送ることができます。

インプラント治療の通院が不安な方へ

インプラント治療に興味はあるものの、仕事や家庭との両立、通院の負担に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
インプラント治療の通院は、段階ごとに間隔を空けて行うのが一般的です。そのため、仕事のスケジュールやご家庭の事情に合わせて、通院日を調整することも可能です。

当院では、生活リズムやご希望を踏まえたうえで、無理のない治療計画をご提案しています。安心して治療を進めるためにも、治療前のカウンセリングで不安な点や心配ごとは遠慮せずにご相談ください。

まとめ|インプラントは「流れを知る」と不安が減る

インプラント治療は、治療計画に応じて段階的に進めていく治療です。あらかじめ治療の流れや通院頻度を知っておくことで、過度な不安を感じずに治療に臨むことができます。

また、インプラントは手術が終わったあとの定期的な管理が、より大切になります。治療が完了したあともメインテナンスを続けることで、トラブルを防ぎ、長く快適に使い続けられます。

インプラント治療を成功させるためには、信頼できる歯科医院での継続的なフォローが欠かせません。まずはお気軽に、当院にご相談ください。
疑問や不安を解消しながら、安心してインプラント治療を進めていきましょう。

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